ドゥカティ モンスター メーターパネル交換

モンスター1000S

モンスターS4R用メーターの流用

今回はこれです。
S4R用のメーターをモンスター1000Sに流用可能なのか。

モンスター1000sのメーターは黒パネルでシンプルな配色となっております。

シンプルで良いのですが、S4RやS4RSのメーターの方が白と黒のパネルでカッコいい(主観です。)
しかし、S4RSのメーターはパネルにS4RSのロゴが入っているので却下。
そのためS4RかS2Rのメーターの流用を模索しておりました。


これくらいの年代のドゥカティのメーターはマレリ製でほぼ同形状。
(SS1000DSやポールスマートなども同形状)

しかし、イモビライザーが付いているため付け替えるだけでは交換は出来ないと考えられる。

メーターで他の制御もしている可能性もあるので同形状であっても容易には流用出来ないと判断しておりました。

ただ、メーターパネルは交換出来るのでは?との結論に至り今回の作業となりました。

S4R用メーターの分解

それでは早速メーターを分解します。
最初にメーター裏下側のビスを取り外し前側のパネルを外します。

この前面のパネルが取れました。

パネルが取れたら真ん中のトルクスボルトを緩めます。

後ろ側に留まっている左右のこのビスも取り外します。モンスター1000Sのメーターにはこのビスはありません。

前のレンズカバーが外れ、メーター本体がゴムごとケースから取れてきます。  

しかし後から1000s のメーターをばらす時に分かりましたがレンズカバーと共にメーター本体がケースより外れるのが正しい外し方です。  
 
今回入手したメーターはレンズカバーのツメが割れていたため先に外れました。

本来は下の写真のつめがありレンズカバーと一緒に外れます。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は o1080081014350048595.jpg です

指針の点検

ここで指針の点検。
指針は反時計回りだと0よりマイナス位置でそれよりは回りません。

時計回りではここまで回ります。

S4R用メーター指針の取り外し

指針の取り外し。
取り外す前に指針の位置をマーキングしておきます。

フォークを使う方法など色々あるようですが私は反時計回りに回して取りました。

はじめは少し硬めですが回して行くと簡単に外せます。
この方法の方がパネルにも傷が付かず、指針にも影響が出にくいとのことです。

指針が取れたらパネルを留めているカラーをマイナスドライバーで軽くこじて外します。

パネルが外れました。パネルのみの流用はいけそうです!

モンスター1000S用メーターの分解

流用の目処がついたところでモンスター1000sのメーターを分解していきます。

手順はS4Rのメーターと同じです。

上記でも記載しましたがレンズカバーとメーター本体はツメで固定されているため、カバーのみが最初に外れます。

レンズカバーのみは最初に外れません。

ゴムが密着しているためなかなか外れてきませんがゆっくり優しく外していきます。

左右のこの部分にメーター本体とレンズカバーを留めているツメがあります。
ツメをこじればメーター本体とレンズカバーが外れます。

モンスター1000S用メーター 指針の取り外し

モンスター1000s の指針を外す前に指針位置をマーキングしておきます。

スピードメーターのパネルを交換し指針を取り付けました。

指針の取り付け方法は取り外しと同じように反時計回りに回しながら取り付けました。

時計回りには一度も回さずにマーキング位置に合わせます。
合わせる時に行き過ぎたらもう一周させて調整しています。

マーキング位置に指針が来ております。

左右共交換。

モンスター1000S用メーター組み付け

後は組み付けですね。
まずは縁のゴムを取り付けレンズカバーを取り付けます。

それからカバーと合体です。

そして前側カバーをつけて完成。
作業は思っていたより簡単でした。

車両での作動確認

後は問題なく作動するかですね(笑)指針も外してますし。

本日、車両に取り付けての作動確認をしました。

作動は問題なしで一安心です。

しかし、指針が夜間だと見えません…。
こうなることも予想はしていましたがやはり指針が光りませんね。

モンスター1000s のメーター照明LEDは緑色で指針は白色。
S4Rの照明LEDはオレンジ色で指針は赤色。
緑のLEDでは赤の指針は光らないと言うことですね。

かと言ってモンスター1000sの白い指針をつけるとメーターパネルが白いため昼間が見にくい。

さて、どうしたものか。

モンスター1000S
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