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夜間指針が見えないモンスターのメーター
照明用チップLEDが緑色のため指針が見えない状態です。
夜間走行が少ないためこのままの照明色でも良いかなと思っていましたがやはりどうにかしたい!
調べてみるとメーター照明用のチップLEDは打ち替えが出来そうなことが判明。
なんでもやってみたい派の私なので挑戦してみます。
ちなみにハンダのレベルは学生時代に1度やったことがある程度です。全くの素人です。
メーターLED打ち替えのために用意した道具
- ハンダゴテ × 2
- コテ台
- 電池BOX
- 高密度集積基盤用はんだ
- はんだ吸い取り線
- ピンセット
ハンダゴテは2本用意しました。メーター照明などのチップLEDは熱に弱いようで短時間での作業が必要とのこと。
2本使用で一気に取り外す作戦です。
1本は取り外ししか使用しないため安価な物で30Wのハンダゴテ 。
写真右価格は東急ハンズで¥1,000.-以下。
もう1本は取り付け時にも使用するメインのハンダゴテになりますので温度調節可能で評価の高い白光のFX600を購入しました。
写真左こちらはインターネットで購入。
メインのハンダゴテ用にこて台も購入。
白光のFH300 価格は¥600.-
チップLEDなどの基盤ハンダがやりやすい0.6mmのはんだ¥270.-とはんだ吸い取り線¥230.-、ピンセット¥570.-、電池BOX¥90.-を購入。
こちらの4点及びこて台は大阪日本橋のマルツ大阪さんで購入。
メーターLED打ち替え作業
早速作業!メーターを分解していきます。
分解方法は省略します。
気になる方はこちらの記事をご覧ください。
今回はまず練習のために部品取り用のS4Rのメーターを使用します。
下の写真で確認するとメーター照明のLEDは5個。
上3個がメーターパネル。
下2個が液晶用です。
メーター基盤だけにします。
チップLEDの極性確認
LEDには方向があるため極性を確認します。
チップLEDはプラス/マイナスを間違うと点灯しません。
ここで電池BOXを使用します。
これでチップLEDのプラス/マイナスの極性が分かりました。
ドゥカティのメーター基盤には極性の記載がありませんが、基盤によっては記載されています。
今回使用するチップ3020LED。
袋に極性方向が記載されています。
エルパラさんで購入しました。
ドゥカティのメーターLEDの形状に対しての極性は交換するチップLEDと同じでした。
チップLEDのサイズ
ちなみにLEDのサイズですが5050や3528、そして今回使用する3020等があります。見分け方は非常に簡単で名前がチップLEDの大きさを表しております。
- 5050LED 5mm × 5mm
- 3528LED 3.5mm × 2.8mm
- 3020LED 3mm × 2mm
チップLEDの取り外し
2本のハンダゴテで両端からハンダを溶かしてそのままチップLEDをつまんで外します。
ハンダゴテの設定温度は高めの420度。
短時間での作業目的のためにこの温度設定です。
大体、3秒くらいで外すことができます。
チップLEDが外れた状態。
ハンダ吸取線を使用し残ったハンダを取り除きます。
吸取線の上からハンダゴテを押し当てると吸取線にハンダが吸い取られていきます。
残ったハンダを取り除いた状態です。
チップLEDの取り付け
それではチップLEDを取り付けていきます。片側に仮ハンダを盛ります。
取り付け時のハンダゴテの温度は320度に設定。
ピンセットでチップLEDを持ち、ハンダゴテで片側をハンダ付けしていきます。
私は左手にハンダゴテ、右手にピンセットの方がやり易かったです。
片側を固定できたら反対側もハンダ付けします。
左右10個交換できました。
一気に外すとチップLEDの方向が分からなくなるため、片側の5個づつ作業しました。
車両に取り付けての作動確認
車両での点灯確認のために練習用基盤ではありましたが組み上げました。
メーターパネルと指針はモンスター1000s のメーターに取り付けていた物を再度取り付けております。
車両につけて確認。
指針も見えますね!
液晶部分を左右で色を変えてみました。
右はアイスブルー、左は白にしてみました。
アイスブルーの液晶色がかっこいいので本番では左右ともこの色でいきます。
本番用モンスター1000S用メーターのLED打ち替え
早速、本番用メーター基盤のチップLEDを打ち替えていきます。
で、いきなり完成。
車両に取り付けて確認。
自己満ですがかなり良いですね。
車のエアコンパネルのLED打ち替えにも応用出来そうです。
作業後の感想
コツとしては焦らず慎重にやることでしょうか。
ゆっくりはやってられませんが。
あとはメーターパネルがグラグラするので何かで固定すれば簡単に作業できます。
私はチップLEDが入っていた箱で固定及び回転などが簡単に出来るように作業しました。
追記になりますがドゥカティのメーターはイグニッションキーONで指針が0の位置を指します。
マーキングをして指針の脱着を行いますが微妙に0点がずれる可能性があります。
そのためケース取り付け前に車両で確認し指針の位置を調整するのが確実です。
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