【DIY】大和ハウス 縦滑り窓 フリクションステー (6バーヒンジ) 交換

DIY

築25年が過ぎ、経年劣化で故障する部分が出てきました。

ちなみに私の家は大和ハウスのルグランクレアと言うモデルです。

今回、不具合が出たのはこの出窓です。


調べて分かったのですが縦滑り窓と呼ばれるタイプの滑り出し窓が閉まらなくなってしまいました。

※不具合がなければ真ん中2つの窓が90度まで開きます。

閉まらない原因はフリクションステーと呼ばれる窓の開閉を担う役目のステーにあります黒いプラスチック部分の破損によるものだと言うことが分かりました。
※黒いプラスチックが割れているのが確認できます。

右側の正常なステー。
短いステーと長いステーが黒いプラスチックによって同時にスライドしていきます。

プラスチックなので経年劣化はしょうがないですね。

厳密に言えばこの黒いプラスチックさえ交換できれば直りそうです。

黒いプラスチックのみの補修部品がなくて、ステーASSY交換となっても2階の窓だと言うこと以外は大した作業では無さそうです。

業者さんに修理を依頼すると高額になるのは予想がつくので、まずは補修部品が入手可能か調べてみます。

フリクションステーの選定

開閉可能な右側の窓のフリクションステーを確認してみると” Nakanishi ”と刻印を見つけました。

“ Nakanishi ” “ フリクションステー ”とインターネットで検索すると中西産業株式会社が出てきました。

そして、中西産業さんのホームページで確認すると6バーヒンジと呼ばれるフリクションステーだと言うことまで分かりました。

製品の選定該当品番の選定のためて中西産業さんに直接問い合わせを行い、フリクションステーの写真を確認して頂きました。
中西産業さんのホームページは下記となります。

中西産業株式会社
1949年(昭和24年)会社創立以来、NAKANISHIは、暮らしの安全を考える企業として着実に業績を伸ばし、高品質な建築金物・サッシ金物のリーディングカンパニーとして、国内外を問わずグローバルな活動を展開しています。



SD-12-OPだろうと早速ご回答を頂き、図面までお送り頂きました。


同じ寸法でSD-12-2と言う品番もありましたが、こちらはカムクラッチハンドル仕様とのことで、少し摩擦抵抗のあるタイプとなり自宅の窓の該当部品ではないようです。

※OPはオペレーターハンドル仕様下記写真のようにオペレーターハンドルを回して窓の開閉を行うタイプ用です。


※カムクラッチハンドル(参考写真)ちなみに写真の窓は横滑り窓です。

図面と各部を照合し、該当部品で間違いないことを確信し交換部品を発注致しました。

今回、中西産業さんへ直接発注しましたが下記サイトからも購入できます。


補修部品が入手可能となったため、DIYで交換します。

フリクションステー (6バーヒンジ) SD-12-OP

SD-12-OP届いた交換部品を確認します。
こちらの製品ですが、ステーがどちら側にも動くため、上下ステー共通部品となっております。

フリクションステー(6バーヒンジ)取り外し部品が揃いましたので早速交換致します。

縦滑り窓の取り外し

2階の窓で外側からは作業できないため(長い梯子を持っていない)、1人では交換できないと考え、今回は友人に手伝いを依頼しました。

まずは、網戸をビス2本も緩めてサッシを下にスライドして取り外します。



そして窓を開き、友人に窓を手で保持してもらい、フリクションステー(6バーヒンジ)を固定しているビスを緩めていきます。

取り外すのは見えている3本のビスです。

開閉するためのオペレーターステーのビスも取り外します。

上側のステーを固定している3本のビスも取り外します。

取り外した窓を慎重に室内に入れます。
窓を斜めに傾けて室内に入れました。
※傾けないと室内に入れることが出来ませんでした。

フリクションステー(6バーヒンジ) の取り外し

古いフリクションステー(6バーヒンジ)を取り外していきます。
3本のビスを取り外せば簡単に取り外し出来ます。

新しい部品と取り外した部品で見比べます。

左が新しいフリクションステー、右が不具合のあるフリクションステーです。

全く同じ製品ですね。

25年以上経っても製品を作り続けている中西産業さんに感謝します。

フリクションステー(6バーヒンジ)の取り付け

窓枠を清掃し、新しいフリクションステー(6バーヒンジ)をビス3本で取り付けていきます。

当たり前ですが、無加工で取り付け出来ました。

下側のフリクションステーも同じく交換。

窓の取り付け

新しいフリクションステー(6バーヒンジ)を取り付けた窓を友人に保持してもらい、窓枠に取り付けていきます。

オペレーターステーを最後に固定して完成です。

オペレーターハンドルを回して作動確認。

元通り開閉できるようになりました。

今回は2階と言う作業条件且つミスが許されなかっため1人では作業できませんでした。

しかし頑張れば、1階なら外から脚立で1人で作業出来そうです。

しかし、窓が思っているより重たいため、男2人以上で作業する方が確実だと思います。
おそらく女性では窓を支えきれません。

自宅には今回交換しなかった2階右側窓と1階の(同じフリクションステーが使用されている)縦滑り窓があるため、不具合が出た時は2階と同じ要領で交換しようと思います。

その時は再度、友人に手伝いをお願いすることになると思います。

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