【DIY】MIWA M600シリーズ 玄関 ドア クローザー交換

DIY

以前から玄関ドアの閉まりが速いことが気になっておりました。

ドアクローザーには調整機能があるため、まずは調整でどうにかならないか確認してみることにしました。

既存ドアクローザーの調整

ドアクローザーは閉まるスピードを調整することが可能です。

写真を見ると既存のドアクローザーは上記イラストタイプのようです。(右開きドアの場合)

※右開きドアか左開きドアかの見分け方としては家の外からドアを見て、吊元(丁番軸)が右に見えると右開き、左に見えると左開きドアです。

私の家のドアは左開きのため、上の調整ネジが第二速度、下の調整ネジが第一速度調整になります。

希望としては第二速度をゆっくりすることです。
遅くなる側へ回して調整しましたが狙った速度になりません。

すでにドアクローザーが経年劣化でへたっているようですね。

交換するドアクローザーの選定

調整でどうにもならないことが分かったためドアクローザーを交換することにします。

まずは現在のドアクローザーがどこのメーカーのどのモデルかを調べます。

-外観でメーカー、モデル名の記載がないか確認  →  MIWAの刻印有り
これだけではモデルが特定できないため、本体を取り外します。

-本体を取り外して裏面にある刻印でモデル名を確認。

1.  最初にアームセットの連結部のビスを取り外し、アームとリンク切り離します。
写真中央に見えるプラスビスです。

上部から工具が入らない場合は写真のように一度ドアを開けた状態でアームセットのビスを取り外します。

そして、アームとリンクを切り離します。

2. 本体取り付けビスを取り外して、ビスのついていた方向へスライドさせると本体を取り外すことが出来ます。

本体取り付けビスは右側に見えていますプラスビス2本です。

ビスの取り付いていた方向(写真では右方向)へスライドさせて手前に持ち上げると取り外すことができます。

裏面にM802の刻印を発見。

調べてみるとM802の後継モデルはM600シリーズだと言うことが分かりました。

現在発売されているのはM612と言うモデルのようです。

次にドアクローザーに取り付けてあるアームを確認します。

上2つのようにアームが本体に対して垂直方向にあるのがスタンダード型。
下2つのようにアームが本体に対して水平方向にあるのがパラレル型です。

私の家に取り付けされているのはパラレル型ですね。

そしてストップ機能の有無を確認します。

ドアが90度くらいの位置で保持されればストップ有りです。

写真のこの部分があればストップ有りとなります。
※写真真ん中辺りに見えますへこみがあるブラケットです。

最後に取り付けブラケットの形状を確認します。

現在取り付いているドアクローザーのブラケットはA型タイプのようです。

モデル   : M612
ステー   : パラレル(P)
ストップ  : 有り(S)
ステー形状 : A型 


これで、M612PSAが取り付け出来そうだと言うことが分かりました。    

早速、発注致します。 

ドアクローザーの交換(取り外し)


M612PSAが届きましたので早速交換してみます。

1.  最初にアームセットの連結部のビスを取り外し、アームとリンク切り離します。

上部から工具が入らない場合は一度ドアを開けた状態でアームセットのビスを取り外します。

そして、アームとリンクを切り離します。(ドアを閉めた状態でリンクを切り離す方が良いようです。)マイナスドライバーでこじると簡単に外れます。

2. 本体取り付けビス(プラス)を取り外して、スライドさせて持ち上げると本体を取り外すことが出来ます。

3. 本体取り付けブラケットのビスを取り外し、ブラケットを取り外します。

4. アームが取り付いているA型タイプのブラケットを取り外します。本来ならこれで取り外しは終了ですが、ここで問題が発覚しました。

新しいA型ブラケットとビス穴位置が異なります。

こういった理由から今回はアームを含むブラケットも再使用することにしました。

ドアクローザーの交換(取り付け)

1. A型ブラケットをドア上部に取り付けます。

通常ならブラケットは交換ですが、今回、ブラケットは以前ついていた物を再使用します。
(新しいブラケットが取り付け出来なかったため)

2. 新しい本体取り付けブラケットを取り付けます。

3. 本体にアームを取り付けます。アームも今回は再使用致します。

4. 本体をドアに取り付けます。

ここで新たな問題が発覚しました。

本体取り付けビス締め付け時に違和感を感じました。
いつまでも締まっていくような…。

おかしいと思い、本体をよく調べてみると、本体がドアの出っ張り部分(継ぎ目)に当たっています。

1mmほどの出っ張り(継ぎ目)に本体が当たっているのが確認出来るでしょうか?
※角の色が剥げているのは一度地面に落としました...

これはビスを締め付けることによって本体が右側にスライドし、出っ張り部分(継ぎ目)を押している状態です。

本体はしっかり固定しないといけないため、ビスの締め付けを弱くすることも出来ません。

本体取り付けブラケットの位置をずらすことも難しい。(ビス穴位置が決まっているため)

そこでブラケットに引っかかってる突起部分にワッシャーを入れて本体のスライド量を減らすことにしました。

ワッシャーはM5用のスプリングワッシャーです。

2枚づつ入れました。

これでスライド量が減り上手く取り付けすることが出来ました。

4. 最後にドアと平行になるようにリンクの長さを調整し、アームと結合します。

これで、取り付け完了です。

ドアクローザーの調整

最後にドアクローザーの速度を調整していきます。

第一速度、第二速度を任意のスピードに調整します。

ドアを90度開いた状態から閉じるまでの時間は5〜8秒が適正です。

写真の説明書は右開きドアの場合の調整になりますので、左開きドアの場合は調整ネジの位置は上下逆となります。

※右開きドア、左開きドアの確認方法は既存ドアクローザーの調整をご確認下さい。

私の家のドアは左開きです。

そのため、上のプラスネジが第二速度調整。下のプラスネジが第一速度調整です。
下の真ん中のマイナスネジがラッチングアクション調整ネジです。

少しだけ調整して作業は終了です。

 途中、問題はありましたがドアクローザーを交換して満足しております。

やはり、こういったダンパー系の部品は消耗品と考えて、定期的な交換が必要ですね。

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