今回はチェンジペダルのシャフトからのオイル滲み修理です。
しっとりとオイルが滲んできております。
私のモンスターもそろそろ新車登録から20年となります。
走行距離も4万kmを超えておりますので、各部のヤレが出てくるのは当然ですね。
そういった部分を少しずつメンテナンスしていきたいと思います。
ドゥカティは他モデルでも共通部品が多いためか、これだけ古くなったモデルでもまだ部品供給があります。
長く乗りたいドゥカティオーナーにとっては嬉しいことですね!
それでは早速作業していきます。
交換部品
今回の交換部品を確認します。
シフトチェンジペダルのオイルシール
純正品番 : 937831524 ¥614.-
いつものようにwebikeで発注しました。
シフトリンクの取り外し
リンクに取り付け位置が分かるようなマーキングしておきます。
シャフトに取り付けられているシフトリンクをヘキサゴンボルトを緩めて取り外します。
※私の車両は一度ボルト交換しているためヘキサゴンボルトですが純正だと10mmくらいのボルトだったと思います。
シフトリンクを取り外した状態。
シャフトオイルシールの交換
オイルシールプーラーを使用し、オイルシールを取り外します。
小さなマイナスドライバーでもオイルシールを取り外すことは可能ですが、シャフトに傷をつける可能性がございます。
このオイルシールパーラーを使用すれば、傷をつけることなく簡単にオイルシールを取り外すことが出来ます。
新品のオイルシールと取り外したオイルシール。
オイルシールを取り外した後はシャフト付近を清掃します。
新しいオイルシールのリップ部分にシリコングリースを塗り、シャフトに取り付けます。
※オイルシールをシャフトに入れる時にシャフトの先10mmくらいだけラップを巻いてオイルシールを挿入するとオイルシールのリップに傷がつきません。
17mmのディープソケットとプラスチックハンマーを使用してオイルシールを組み付けます。
※私の手持ち工具では17mmのディープソケットがぴったりでした。
オイルシールの組み付けが終わりました。
※まっすぐ挿入できているか確認して組み付けて下さい。
シフトリンクの取り付け
シフトリンクをマーキング位置に合わせて取り付けます。
ヘキサゴンボルトを取り付けて完成です。
比較的簡単な作業ですが、オイルシールの組み付けは慎重且つまっすぐになるように作業してください。
これでまた、安心してドゥカティに乗れます。
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