チョークレバー取り付けの経緯
私のモンスターはブレンボ製セミラジアルクラッチマスター交換に伴い、純正チョークレバーを取り外しております。
そのため、暖機運転はマニュアルで少しアクセルを開きアイドリングを上げる必要がありました。
(エンストしてしまうため)
これが思っていたよりめんどくさい。
自宅でしっかり暖機運転した後に出発するならあまり手間じゃないのかもしれません。
しかし、マフラーにバッフルがついているとは言え、静かではない私のモンスター。
近所迷惑にならないように、エンジンをかけてすぐに出発しております。
そのため、暖機が終わるまでは信号待ちでもアクセルを少し開いておく必要があり、時々、エンストすることもありました。
そこで簡易的なチョークレバーを取り付けることを検討していました。
簡易チョークレバー材料
チョークレバーの構想が固まりましたので、早速作成していきます。
チョークレバー作成にあたり、下記の部品を用意しました。
ワイヤー1.0mm x 1m
オーバルススリーブ
ローゼットワッシャー
スプリング
全部で¥600.-くらいだったと思います。
全て近所のコーナンで購入。
簡易チョークレバー作成
ワイヤーを160mmくらいに切断し、指が掛けやすい大きさで輪っかを作り、オーバルスリーブで固定します。
オーバルスリーブはプライヤー等でかしめて下さい。
次にローゼットワッシャーをワイヤーに通してハンダ付けで固定していきます。
使用したハンダ、フレックスは下記になります。
使用したハンダゴテはHAKKOのFX-600
こちらのハンダゴテはセラミックスヒーター内蔵で350°くらいまではすぐに加熱されます。
メーターのLED打ち替え時に購入しましたが、かなり秀逸です。
これからハンダゴテを使用する機会が何度かあるなら間違いなくこちらの購入がおすすめです。
そして転がっていた2×4の廃材とタイルで治具を作成。
作成と言ってもワイヤーを挟んでいるだけです。
たっぷりとフレックスを塗布します。
材質だと思いますが、オーバルスリーブとローゼットワッシャーはハンダ付け出来ませんでした。
そのため、オーバルスリーブとローゼットワッシャーに少し隙間を開けてワイヤーとローゼットワッシャーでハンダ付けしています。
一度、仮組みしてみます。
ワイヤーを引いて(チョークON)の位置にマーキングします。
ワイヤーのマーキング位置にもう一つローゼットワッシャーをハンダ付けします。
ハンダ付け後、水洗いしながらワイヤーブラシ等で残ったフレックスをきれいに清掃すればチョークレバーは完成です。
完成したチョークレバー
ローゼットワッシャー間は約7mmです。
スプリングの取り付け
ファーストアイドルプーリーを右回転方向に引っ張るためにスプリングを取り付けます。
右側はワイヤー固定ボルトに取り付け
左側はワイヤーで取り付け部分を作成しました。
簡易チョークレバー取り付け
自作したチョークレバーのワイヤー固定位置を調整しながら取り付ければ完成です。
チョークレバーOFF
チョークレバーON
これで暖機運転が楽になります。
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